2018.11.08
鉄道高架下にあるこちらの物件は昭和初期に建てられた店舗兼用住宅でした。
近所で行列のできる店として、長年やってこられた焼肉店がこちらへ移転することになりました。
お店の名前にちなんで造った鋳物の取手が印象的な、高さ2.7mのドアは重厚感を出し、正面外装に貼ったいぶし銅タイルとともにこのお店の伝統や品格などを感じられるようにデザインしました。
ドアを開けると広がるのは高さ5mの開放的な吹き抜け空間。その先にある階段は家具工場で無垢板から作り上げたオーダー品です。
照明はオーナーの要望により蛍光灯をできる限り使用しました。電球色でムードを維持しながらCO2は約70%削減できる計算です。